フィラリア症
フィラリア症は犬を飼っている人なら知らない人はいないほどポピュラーな病気の一つですね。
フィラリアとは蚊に刺されることによって感染する寄生虫のことです。
一昔前は犬の死亡原因の第一位だったフィラリア症ですが、最近は予防薬の普及と飼い主さんの意識の高さからフィラリアで死亡するケースは稀になりました。
予防薬の正しい投与でほぼ100%防げる病気ですから、フィラリアに掛かってしまった場合、飼い主さんの責任と言えます。
蚊の出始める4月頃から蚊のいなくなる11月頃まで月に一度、体重に合わせた予防薬を投与します。
合わせてペット用の蚊取り線香などを付けてあげてください。
既にフィラリアが体内にいる場合は、予防薬でショック症状になることがあるので、投与前に必ず感染していないことを調べます。
2008年5月 9日|
カテゴリー:犬の病気と対処法
膿皮症(のうひしょう)
細菌を原因とし、膿を持つ皮膚炎を膿皮症といいます。
原因となる細菌は常に身近に存在する細菌で、健康な状態では発症しにくい皮膚病です。
何らかの原因で皮膚が傷ついたり虫に刺された後に発症することがほとんどですが、不潔な環境で身体が汚れた状態が長く続くことによって発症したりします。
皮膚の柔らかいお腹まわりにできることが多く、人の膿ニキビのように突起ができ突起の先には膿を持ちます。症状が悪化すると発熱を伴うこともあります。
免疫力の低い幼犬や免疫力の低下した老犬に発症しやすいので、特に幼犬や老犬の生活環境は常に清潔に心がけましょう。
炎症が起こると痒みがあり、違和感から舐めたり掻いたりします。
引っ掻いて症状が悪化しますので早めの治療をしてあげてください。
症状が軽い場合は薬浴で治りますが、症状がひどい場合は抗生物質などの投与が必要になります。
2008年2月18日|
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バベシア症
マダニによって媒介されるバベシアという原虫によって起こる病気です。
バベシアが寄生したマダニに血を吸われることで、唾液とともに血管に入り赤血球内にとりついて感染します。
バベシア症にかかった犬は重度の貧血を起こし、発熱をともない放っておくと死に至る非常に怖い感染症です。
症状は、ふらつきや、口の中や目の粘膜が白っぽくなり、バベシアによって破壊された赤血球が尿とともに排出するため尿の色が濃くなります。食欲がなくなり、元気もなく動こうとしなくなります。
治療は個体差が大きく、強い薬に耐えられないワンちゃんもいます。
バベシアを完全に駆除できる治療薬はなく、抵抗力をつけ治癒を促します。
貧血がひどいときには輸血を行ないます。
予防としてはマダニがいそうな場所(山や野原)に連れて行かないこと。
散歩にいった後はブラッシングを行い十分なスキンシップをとってマダニの早期発見、早期駆虫をします。
また、定期的なノミやダニの予防をしましょう。
2007年12月26日|
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コクシジウム
原虫のコクシジウムが口から体内に寄生することで感染します。
また、ストレスなどで増えると言われています。
体内に入ったコクシジウムは小腸の上皮細胞内に入り、細胞を壊しながら分裂して増えていきます。
そのうちオーシストといわれる卵を産み、便とともに体外に排出されます。
検便のとき、顕微鏡で確認できるのはこのオーシストです。
弱った犬や幼犬に感染すると重症化しやすく、死亡する例も少なくありません。
小腸の細胞を壊すので下痢や血液の混ざった血便をします。
腹痛、食欲不振や元気がなくなり、激しい下痢から脱水症状を起こすと命にかかわります。
症状はパルボウイルス感染症とよく似ていて、違う感染症と併発して発症することが多々あります。
感染力が非常に強く、塩素系の消毒ではあまり効き目がないようです。
治療はサルファ剤系の駆虫薬を使って体内からコクシジウムを一掃します。
便は速やかに片付けるように徹底し、使用していたケージや食器、部屋を消毒し、常に清潔にしましょう。
2007年12月25日|
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てんかん
てんかんとはけいれんを伴う一時的な脳の発作をいいます。
大脳の前庭にある神経細胞の異常で起こります。原因は脳の炎症、脳腫瘍、奇形、損傷、低血糖、肝臓病、腎臓病などさまざまで、ストレスが原因になることもあります。
症状は突然、手足を硬直させて倒れてしまいます。
横になって足をけいれんさせたりあごをガチガチさせたりします。
ひどいときは白目をむいて口から泡をふいて意識を失うこともあります。1~5分くらいで治まり、発作が治まると何事もなかったかのように元に戻ります。
てんかんを起こした時は無理に動かさないように注意します。発作を長引かせる可能性があるので無理に押さえつけたりしないようにしましょう。
てんかんは、お薬の必要がない場合もありますが、繰り返し何度も起こり、原因が分からない場合は抗てんかん薬の投与が行なわれます。原因が分かっている場合はその治療を行ないます。
てんかんが起こったときの状況を考え、まずストレスを取り除いてあげてください。
2007年11月23日|
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水頭症
水頭症とは名前の通り、頭に水が溜まる病気です。
脳脊髄液が増え、脳を圧迫します。頭蓋骨の中にある脳室は脳脊髄液で満たされています。この脳脊髄液が何らかの原因で異常に増えることで脳が圧迫されて障害が起こります。
原因はよく分かっていないのですが、一つには先天的な要因によるもの。また、事故などによる後天的な要因によるものもあります。
症状は圧迫される部位によりさまざまで、大脳皮質が圧迫されると痴呆や、麻痺、運動失調、視力低下などが見られます。大脳辺縁系では性行動の異常がみられたり、攻撃的になったりします。間脳や視床下部では、ホルモン分泌に影響し、過食や拒食になります。
症状が出ていなければ治療の必要はありませんが、症状が出ている場合は、脳圧をさげる治療が行なわれます。外科的な手術による治療もあります。
主にチワワ、パグ、ボストンテリア、ペキニーズなど頭が小さく丸くい、目が大きくやや出ている犬種に多発するように感じます。
子犬を購入する際、親犬を見せてもらえると安心です。
2007年11月22日|
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コロナウイルス陽炎
イヌコロナウイルスに感染した犬に接触したり、糞便や嘔吐物、汚染された食器などから経口感染します。
コロナウイルスが体内に入ると、小腸で増え陽炎を起こします。
コロナウイルスは非常に感染力の強いウイルスで多頭飼育の場合、全員が感染しているといったケースがよくあります。
元気な成犬の場合は、感染しても発症しないことがよくありますが、抵抗力の弱い子犬が感染した場合は重症化しやすい。また、パルボウイルス感染症と併発することもよくあります。
症状は、突然元気がなくなり、食欲がなくなります。
次第に激しい下痢と嘔吐を繰り返します。便は悪臭のするオレンジ色や血液が混ざった赤色の粥状をしています。下痢や嘔吐を繰り返すことから脱水症状になり、急速に衰弱していきます。
混合ワクチンの8種混合以上のワクチンの接種でコロナウイルス陽炎の予防ができます。
2007年11月21日|
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ランブル鞭毛虫
ランブル鞭毛虫はジアルジアという原虫の感染卵が経口から体内に入ることで感染します。
ジアルジアに感染した動物の糞尿、ジアルジアに汚染された食べ物や水を飲むことで感染するケースがほとんどです。
ジアルジアはランブル鞭毛虫ともいわれ、8本の鞭毛を使って動き腸粘膜に貼りつき、脂肪の吸収を妨げ栄養分を吸収します。
免疫力の弱い子犬が感染すると、下痢や栄養障害を起こします。
成犬でも食欲があり、よく食べるのに油っぽい便をして徐々にやせてくる子は要注意です。
また、検便をしても見つかりにくいことがあります。
一度の検便で見つからなくても症状が回復しない、あるいは悪化する場合は再度検便をしましょう。
ランブル鞭毛虫は駆虫薬で駆虫します。必ず獣医師の指示のもとで駆虫してください。
糞尿はすばやく片付け、いつも新鮮なお水が飲めるようにしてあげてくださいね。
食器はそのつど中性洗剤で洗ってあげましょう。
常に身の回りのものを清潔にして予防しましょう。
2007年11月21日|
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ジステンパー
ジステンパーウイルスによる感染症です。
感染動物との接触(直接感染)や、感染動物のくしゃみなどで鼻汁や唾液飛沫と接触したり、吸い込んだりすることで感染(飛沫感染)。感染動物の接触した物から間接感染もあります。
高熱が出て、緑色のドロっとした目ヤニや鼻水などがみられ、元気や食欲がなくなり、下痢や嘔吐もみられます。
病気が進むと脳炎を起こしたり、神経系が犯されケイレンがあらわれたりすることもあります。
このような場合は死亡率も高く、後遺症(チック障害やテンカン)が残ってしまうことも多いので、初期状態の風邪に似た症状が出た時点での早めの治療が必要です。
予防は混合ワクチンの接種です。感染するのは子犬がほとんどですが、免疫力、体力の弱った高齢犬に感染することもあります。混合ワクチンの接種は年に一度必ず接種しましょう。
2007年11月21日|
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パルボウイルス感染症
パルボウイルス感染症には、嘔吐や下痢を主な症状とする「腸炎型」と、子犬の突然死の原因となる「心筋炎型」の2種類があります。
腸炎型に侵された場合は、嘔吐と血液のような便や黒いタール状の悪臭のする便をするようになります。
パルボウイルスは感染力が極めて強く、ワクチンの開発によりパルボウイルスによる死亡例は激減しましたが、それでも今も子犬の死亡率の高い伝染病です。
心筋炎型の場合は、ワクチンの未接種で免疫のない子犬が心臓に病変が生じ2~3時間の間に急死する事があります。
パルボウィルスは非常に小さいウイルスで、空気中に散乱し鼻や口から経口的に感染します。感染した犬との接触や、ペットサークルや食器を使用したり、ウイルスが付着した衣服、靴などについて感染します。
通常は感染後2日で、元気消失、衰弱、嘔吐、下痢がみられるようになります。発熱については個体差があります。
感染後適切な治療を受けた場合、約5~7日で免疫ができるため、その時期から快方に向かう事も期待できますが、この病気にかかるのが殆どが子犬です。
高い確率で死亡する病気ですのでまず予防接種をすること大切です。
また、一度パルボウイルスに感染した子は二度とパルボウイルスには感染しないと言われています。
予防方法は、犬パルボ不活性化ワクチンを3~4週間隔で2回注射して、その後半年ごとに追加接種を行なう事により予防する事ができます。
犬パルボウィルスは煮沸消毒をするか、次亜塩素酸ナトリウムを約30倍に薄めて全てのものを徹底的に消毒をします。
2007年11月21日|
カテゴリー:犬の病気と対処法

